コラム

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鉄骨工事の施工管理に携わる際の大事なポイント3つ

こんにちは!
平成7年に埼玉県川口市で創業以来、草加市やさいたま市・足立区など埼玉県内および東京都内で鉄骨工事・鍛冶工事一式・建築金物工事を行う秋元工業株式会社です。
今回は、鉄骨工事の施工管理に携わる際の大事なポイントについてお話しいたします。

けがきがないか

左手で指を差す男性
鉄骨工事の施工管理に携わる際のポイントは、鉄骨にポンチ、たがねによる打痕などの傷、つまり「けがき」がないか確認することです。
けがきとは、鉄骨の表面にできた凹みや傷のことで、これがあると鉄骨の強度や耐久性が低下したり、錆びやすくなったりします。
けがきがある場合は、修正や交換を行わなければなりません。
けがきの有無を確認する方法は、目視検査や探傷試験などがあります。

鉄骨の整理と鋼種識別方法の掲示がされているか

鉄骨工事の施工管理に携わる際の次のポイントは、鉄骨がしっかり整理されていて、工場内に鋼種識別方法が掲示されているか確認することです。
鉄骨は、用途や形状によってさまざまな種類があります。
例えば、SS400やSN490などの普通鋼や、SBHS400やSBHS500などの高強度低合金鋼などです。
これらの種類を間違えて使用すると、建築物や構造物の安全性や性能に影響を与える可能性があります。
施工管理者は、各種類の鉄骨を区別して保管し、工場内にその識別方法を掲示しておくことが大切です。
識別方法としては、色分けや記号付けなどがあります。

摩擦面の処理

鉄骨工事の施工管理に携わる際の最後のポイントは、摩擦面の処理について、ケレンなどで除去して健全な摩擦面にしたあとサビを発生させて確認することです。
摩擦面とは、ボルト接合部で互いに接触する部分のことで、これが汚れていたり傷ついていたりするとボルト力が低下したり接合部が不安定になったりします。
施工管理者は、摩擦面をケレンなどで除去して健全な摩擦面にすることが必要です。
また、除去した後は、サビを発生させて摩擦係数を高めることが望ましいでしょう。

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